【アドボ Adobo】

<完成イメージ>

 アドボは、フィリピンの家庭でとてもよく作られている
煮込み料理です。お肉を、しょうゆやお酢、にんにくなどで煮込み、シンプルな味付けなのに、ごはんが進むのがアドボの特徴です。
 アドボの味も、家によって少しずつ違います。
お酢をしっかり効かせる家もあれば、やさしく仕上げる家もあります。同じアドボでも、家庭の数だけ味があります。
 今回も、近所のお店で簡単に手に入る食材と調味料を使って、
フィリピンの家庭で食べられている「毎日食べたくなる標準味のアドボ」を紹介させてもらいます。
日本の食材と調味料で作る工夫が大変でしたが、フィリピンで食べていた味と同じ酸味・甘味・旨味にすることが出来ましたのでよかったら、ぜひ作ってみてください。

<食材と調味料> 2~3人分

【食材】
・鶏もも肉  ;400g (一口大にカット、完成の写真参照)
・にんにく  ;5片 (つぶして香り出し、食材の写真参照)
・玉ねぎ   ;1個 (ぶつ切り、食材の写真参照)
・水     ;100cc (煮込み用)
・サラダ油  ;大さじ 1 (炒め用)

【調味料】
・醤油    ;大さじ 3 (塩味とコク)
・穀物酢   ;大さじ 2 (まろやかな酸味、米酢も可)
・レモン汁  ;大さじ 1 (爽やかな酸味、カラマンシー代品)
・砂糖    ;大さじ 1 (甘味と照り)
・ほんだし  ;中さじ 1 (うま味)
・黒胡椒   ;少々 (香りづけ)
・月桂樹の葉 ;1枚 (風味づけ)

<作り方>

1.鶏肉の漬け込み
  ①鶏肉に 醤油・穀物酢・レモン汁・にんにく・黒胡椒
   を加える
  ②30分くらい漬け込む



2.玉ねぎを炒める
  ③フライパンにサラダ油を熱し、
   玉ねぎを中火で炒めて香りを出す
    (玉ねぎの香りが出る写真の感じになったらOKです。)



3.鶏肉を炒める
  ④漬け込んだ鶏肉を漬け汁ごと加えて、
   中火のまま表面に軽く焼き色をつける
    (全体に旨味をなじませますので、
     写真の感じにして下さい。)



4.水と調味料を加える
  ⑤水・砂糖・ほんだし・月桂樹の葉・を加える
   (ここから先は、見た目判断 !!
    ⑥の写真の様になるまで煮込みます。)



5.じっくり煮込む
  ⑥弱火に落として、焦げ付かない様に時々鍋底を返しながら
   煮汁が無くなるまで、じっくり煮込んで完成
    (うちのガスコンロでは、弱火で25分くらい煮込み、
     鶏肉に染み込ませました。焦げ付きに気をつけて、、、)


 「フィリピンの記憶」

 アドボは、私が夫に初めて作ってあげた料理です。
フィリピンに駐在していた夫に、何を作ろうか少し迷いましたが、ごはんに合う料理がいいと思ってアドボを作りました。
 しょうゆとお酢の香りが広がる中で、少しドキドキしながら食卓に出したのを覚えています。夫は「おいしい」と言って、いつもよりたくさん食べてくれました。
 その時、とても嬉しかった気持ちは、今でもはっきり覚えています。アドボを作ると、あの時のことを思い出します。

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