<完成イメージ>

カレカレは、フィリピンの家庭やお祝いの席でよく食べられている、とろみのある煮込み料理です。ピーナッツの香ばしい香りと、やさしいコクが特徴で、お肉や野菜をたっぷり入れて食べます。見た目は少し濃厚ですが、野菜と一緒に食べるので、とても食べやすい料理です。
カレカレの味も、家庭によって少しずつ違います。ピーナッツの香りをしっかり出す家もあれば、まろやかでやさしい味に仕上げる家もあります。
今回も、日本の近所のお店で簡単に手に入る食材と調味料だけで、「また食べたくなる本物の味」を紹介させてもらいます。
<食材と調味料> 2~3人分

【食材】量と切り方は上の写真を参照
・牛すね肉 ;400g
・牛ばら肉 ;150g(カレー・シチュー用でOK)
・なす ;3本(中サイズ、縦1/4カット)
・ちんげん菜 ;1束
・いんげん ;100g
・大根 ;6cm程度(太い部分で)
・長ねぎ ;1/2本(バナナの花の代品、香り食感出し)
・玉ねぎ ;1個(ソース用)
・にんにく ;3片(ソース用)
【調味料】
・ピーナッツバター;大さじ 4(無糖推奨)
・すりごま ;大さじ 2
・味噌 ;大さじ1(白味噌 推奨)
・醤油 ;大さじ 1
・ほんだし ;小さじ 2
・コンソメ ;小さじ1
・砂糖 ;小さじ 1 (まろやかさ)
・塩 ;小さじ 1/2
・水 ;800㏄
・片栗粉 ;小さじ3 + 水を小さじ2(とろみ用)
・パプリカパウダー;小さじ3(色付けと多少の香り出し
なので無しでもOK)
<作り方>
1.牛肉を柔らかく煮る(一番大事なポイント)
①鍋に牛肉・水・ほんだしを入れる
②弱火で60~90分煮る、圧力鍋なら20分程度
(牛肉がスプーンで切れるくらい
やわらかくなるまで煮込みます。)
→この「肉のゆで汁」は、後でソースとして使います。

2.大根といんげんを中火で茹でる
③大根を茹でる(5分)
④更に、いんげんを加えて茹でる(2~3分)


3.ちんげん菜を茹でる
⑤ちんげん菜を強火で茹でる
(根本を45秒茹でる→葉も浸して更に45秒茹でる
根元を入れた時、湯温が下がった様なら多少長く茹でる)

4.ナスを炒める
⑥適量のサラダ油で、下の写真くらいにナスを炒める

5.カレカレ用のソースを作る
⑦大さじ1のサラダ油でフライパンを熱する
⑧にんにく・玉ねぎ・長ねぎを中火で炒める
(玉ねぎ・長ねぎがしんなりして香りがしたらOK
見た目は、⑨の写真を参照して下さい)

6.調味料を加える
⑨ピーナッツバター・すりごま・味噌・コンソメ・
醤油・砂糖を加えて、混ぜる
⑩肉を煮たゆで汁400~500㏄を加えてよく溶かす


7.とろみをつけて、味を整える
⑪水溶き片栗粉でとろみをつける
⑫塩・砂糖で味を整える


8.具材を入れて仕上げる
⑬煮込んだ肉と野菜をソースに入れる
⑭パプリカパウダーをまぶして軽くかき混ぜて、
弱火で5分間なじませて完成
(パプリカパウダーは、色付けと多少の香り出しなので、
無しでもOKです。)


カレ・カレ は、フィリピンでは家族や親戚、友人たちが集まる時によく食べられる料理です。
誕生日やお祝いの時には、大きな鍋で作って、みんなでごはんを食べながら、たくさんおしゃべりをします。時には近所の人も一緒になって、にぎやかに食事をすることもあります。
フィリピンでは、食事は「料理を食べる時間」だけではなく、「人と楽しく過ごす時間」でもあります。私は、Kare-Kare の香りをかぐと、そんなにぎやかな食卓を思い出します。
